長寿にして健康:院蔵医薬図書文物特別展,展覧期間:2019/03/27-2019/06/30,会場:103、104

養生の目的に他の理由はありません。ただ延寿と老後を安楽に送るのみです。中国の伝統的な養生観は、宋代以降から徐々に「文人化」の趨勢に向かい、明朝末期に至っては、より「物質化」、「商品化」の特色を示すようになりました。次々と現れる多様な養生に効能のある処方箋は、昔の人達にとって大いに意義があり、現代社会にも深い影響を与えています。例を挙げると、太極拳や気功の基礎の術理が溶け込む「五禽戯」や八段錦は、現在でも世に広まり伝わっています。食事療法と薬膳もまた依然として流行しており、その上、より豊かな時代の特色を与えられています。当コーナーでは《飲膳正要》、《遵生八牋》、《寿親養老新書》等の書籍を展示し、古人の養生知識と日常生活の中に於ける技術の流伝と応用などを呈します。

  • 薬師琉璃光如來本願功徳経

    薬師琉璃光如來本願功徳経

  • 飲膳正要

    飲膳正要

  • 新刻養生類纂

    新刻養生類纂