長寿にして健康:院蔵医薬図書文物特別展,展覧期間:2019/03/27-2019/06/30,会場:103、104
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疾病と向き合う

中国の伝統医学の観念の中で、例えば、人間は季節により、風、寒、暑、湿、燥、火等の「六邪」に侵襲された場合、或いは内因性の怒、喜、思、憂、悲、恐、驚等の「七情」の不調、或いは過労、過多な房事、不摂生な飲食をした場合、皆、人体の陰、陽、表、裏、寒、熱、虚、実、気、血液にアンバランスが生じ、五臓六腑の栄養障害を引き起こし、更には様々な疾病に繋がるとされています。歴史記録を紐解くと、人類の歴史に於いて、曾て遭遇した疾病の種類は数え切れません。例えば、腸チフス、温病(うんびょう)、脚気、情志病(癲癇等)、ハンセン病、梅毒、天然痘、ペスト、赤痢、日射病、コレラなどが挙げられ、ともすると大きな怪我やパニックを引き起こします。当コーナーでは、《三因極一弁証論治》、《瘟疫(急性伝染病論)》、《繍像翻症》の医学書を通して、人類の疾病の歴史を遡り、回顧します。

  • 松峯説疫

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  • 繍像翻症

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  • 諸病源候論

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