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編集出版

 台湾に移した文物の精査・点検が終わると、聯管処は即、台湾に移した文物の詳細な目録の編纂に着手すると同時に、タイムスケジュールを組んで、それに従って作業を進めました。また民国四十四年(1955)から五十年(1961)にかけて、『故宮書画録』『故宮銅器図録』『故宮磁器録』を出版しました。これらは今日でも、中国芸術史の重要な参考資料となっています。

 このほか『中華文物集成』および『中華美術図集』『故宮名画三百種』『故宮蔵磁』『故宮法書』などの文物図録には、全て詳細な説明を添え、最高級の用紙と印刷技術を以て作成し、中国芸術の愛好家に、鑑賞用に供しました。こうした活動は、両院の収蔵品を広く知らしめる大きな効果をもたらしました。

    聯管処が印刷出版した《故宮博物組概要》
    聯管処が印刷出版した《中央博物組文物保管検査登記作業報告》
    民国四十三年(1954)一月発行された第一種図錄-《中華文物集成》
    民国四十八年(1959)正月の《故宮名画三百種》
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