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この作品は複数の木材を接合して作られたもので、鹿の頭部、耳、尾、四肢が丁寧に彫刻されており、木の枝を使った角にも僅かだが彫刻されている。身体はコブだらけの木を繋ぎ合わせ、木目を生かして毛皮の質感が表現されている。口に木彫りの霊芝をくわえた鹿が、コブのある木材を接合して作った山石形の木座に載せてある。全体のラインはごくシンプルだが動感に満ちており、軽やかに駆ける鹿が、山石の間で遊ぶその瞬間が表現されている。