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統一番号
中銅000421
作品名
越王州句劍
年代
戦国早期
サイズ
長さ49.5cm;幅4.9cm
カテゴリー
銅器
材質
古物の等級
重要古物

文物紹介

この円茎剣は単脊の長剣で、両側に刃が付いている。茎には突出した弦が2本ある。戦国早期呉越地域の典型的な様式の剣で、鋳造技術も優れている。剣身と柄の繋ぎ目となる「剣格」の両面に14文字の銘文がある。銘文には「王州句」、「自作用剣」とあり、越王州句の所持品であったことが知れる。越王州句は越王句践の曾孫にあたり、州句自作の同じような剣 は他に20点近くある。銘文の文字は全て装飾性の極めて高い鳥蟲書を用いており、東周時代の呉越で使われた文字の地域的特色が反映されているのみならず、州句の在位期間は国力も充実して豊かに繁栄し、兵器工芸の水準も高かったことを示している。

 

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