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清 康熙 宜興胎画琺瑯四季花卉蓋鍾

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統一番号
故瓷016982
作品名
宜興胎画琺瑯四季花卉蓋鍾
年代
清 康熙
サイズ
高さ7.1cm;総高(蓋含む)9.3cm;口径11.2cm;底径5.2cm
カテゴリー
陶磁
材質
磁器

文物紹介

口縁が折れたように開いた口、器壁は深く、高台は低い。鐘を逆さにしたような形で、盤形の蓋にはつまみが付いている。内側の中央に手折られた月季(バラ科の植物)が一朶描かれている。外側は褐色の地に牡丹や月季、小さな雛菊などが描かれている。蓋の裏には真上から見た満開の月季一朶の絵で飾られている。胎土はやや粗めだが、宜興紫砂を素地としており、器外は全体に透明釉がかけてある。高台裏に「康熙御製」2行4文字の黄料で書かれた楷書款があり、その周囲に太さの異なる二重線の方形枠が書き加えてある。本院所蔵の康熙宜興紫砂胎琺瑯彩器は、内側の絵模様のほか、素地には釉がかけられておらず、外壁の素地に透明釉を薄く施してから、模様が描かれている。この器は『琺瑯、玻璃、宜興、磁胎陳設档』に記載のされている「宜興胎画琺瑯四季花卉蓋鍾、壹件」で、本院が所蔵する宜興胎琺瑯彩深腹鐘形茶鍾は本作1点のみである。

展示情報

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