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鑑賞のポイント

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  • 誰の腕?誰の足?

    5本の腕と3本の足が、患者が暴れないように押さえつけています。 どれが誰の腕で、誰の足か見分けられますか?

  • お婆さん?おじさん?

    眉根を寄せて、患者を気の毒そうに見つめている人物がいます。年取ったお婆さんだと思う人もいれば、中年のおじさんだと思う人もいます。この人物は男性でしょうか?女性でしょうか?

  • まじめに手伝っている?思わず笑ってしまっている?

    医者の助手は口を大きく開けています。膏薬に息を吹きかけて冷ましているところだと思う人もいれば、膏薬を温めていると思う人や、膏薬で顔を隠してこっそり笑っているところだと思う人もいます。この助手は何をしているのだと思いますか?

  • 作者はこの絵を見た人にどう感じてほしかったのでしょうか?

    この絵の人物を見て、服はぼろぼろだし、病気だし、かわいそうだと思いましたか?それとも皆が大慌ての様子を見て笑ってしまったでしょうか?

    この絵に描かれた6人が着ている服はどれも継ぎ当てされていますが、四角い布がきれいに縫い付けてあり、雑で汚らしい感じはなく、落ちぶれ果てて極貧生活に喘いでいるようには見えません。主人公は大声で泣き喚いている病人ですが、医者の治療を受けることができ、家族やご近所さんも手伝ったり、面倒をみたりしてくれています。この風俗画は治療を行う走方医だけでなく、村人たちの仲睦まじい様子もユーモラスに表現されています。

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