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青白い玉だが、一部は白化している。何かが染み込んだことにより、全体が深浅異なる褐色に変色している。この作品の極めて高度な技術と芸術性には驚嘆させられる。高彫りや浅浮彫りなどの技術を自在に用い、動感溢れる神獣と鳳鳥を生き生きと表現している。おそらく作者は本作の制作に心血を注いだのだろう。陰刻による紋飾にも尋常ではないこだわりが感じられる。細部をよく見ると、彫刻の精細さ、紋様も丁寧に研磨されているのがわかる。