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清 乾隆 銅胎画琺瑯西洋人物牧羊図碟

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統一番号
故琺000612N000000000
作品名
銅胎画琺瑯西洋人物牧羊図碟
年代
清 乾隆
サイズ
高さ0.8cm 直径10.1cm
カテゴリー
珍玩
材質

文物紹介

口は円形で浅い折沿(口がほぼ水平に折れた形)となっており、鍍金された縁が盛り上がっている。口縁は泥金による巻草紋で縁取られ、その中に翼を持つ天使の模様が描かれている。5人の小さな天使たちはそれぞれ青、白、赤、黄色、紫のリボンを持っている。中心に西洋の建物が見える風景や羊飼いが描かれている。おそらく欧州から来た宣教師たちが中国に持ち込んだ装飾的な挿絵や版画と関わりがある。イエズス会士の画家は西洋の習俗や民情、聖母子、羊飼いと羊の群れ(イエス・キリストと信者を意味する)、教会など、宗教的な題材を工芸美術品に用いたため、清朝皇室も次第に西洋の事物に関心を抱くようになった。絵の周囲は絡まる巻草紋で飾られており、外側は黒い琺瑯の地に泥金による巻草紋が2層描かれている。底は白と黒のグラデーションで、西洋の装飾模様と赤い蝙蝠で装飾されている。中心に描かれた花の中に「乾隆年製」4文字の宋体款が書いていある。この碟は黒地に描金、絡まる縄の模様、底の装飾模様など、16世紀フランスのリモージュ(Limoges)琺瑯器の装飾様式そのものだが、中国風の蝙蝠と霊芝も加えられており、中西折衷がこの作品の特色となっている。 

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