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この庭園人物木匣は全ての面にトルコ石やラピスラズリ、玉石、珊瑚、トルマリンなどの象嵌で模様が描かれている。このような作品は「百宝嵌」と言われる。蓋の表面は人物図で、一人の文士と童子が松の木の下に立ち、もう一人の童子が籠から鳥を放つ様子を見つめている。おそらく蘇軾の「放鶴亭記」を元にした作品だろう。蓋の側面は様々な色の玉石や宝石を象嵌した、別々の花で装飾されている。