メインコンテンツへ飛ぶ
Mobile Menu Button

リストへ戻る
清 乾隆 金胎掐絲琺瑯嵌画琺瑯花瓶

マイコレクションに追加
統一番号
故琺000176
作品名
金胎掐絲琺瑯嵌画琺瑯花瓶
年代
清 乾隆
サイズ
高さ38.9cm;口径9.6cm;足径9.0cm
カテゴリー
珍玩
材質

文物紹介

乾隆時代に制作された琺瑯器は、画琺瑯や内填琺瑯、掐絲琺瑯などを組み合わせた複合的な作品に、はめ込み式の装飾を巧みに用いている。この魚龍双耳瓶には、西洋女性を描いた画琺瑯の開光(飾り窓風の装飾)が、首と器腹の掐絲琺瑯の間にはめ込んである。女性の特徴的な髪色、ふくよかな身体つき、西洋の衣服、背景の異国情緒溢れる建物など、西洋の要素に満ちている。口縁の下にアカンサスの小さな花と蕉葉紋が彫刻されているが、画琺瑯を用いた装飾の雰囲気にも調和している。しかし、首と腹の間に彫刻された蟠龍と回紋、全体を埋め尽くす掐絲琺瑯纏枝番蓮は、中国の古典的な趣が色濃く感じられる。

TOP