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沈香木を丸彫りした桃の枝形の如意。柄は自然の枝のように彫刻されており、末端に白玉の小さな瓶がはめ込まれている。瓶に生けた桃の枝が柄に絡まりながら上に向かって生長しているように見える。自然の形のまま、未加工の真珠をはめ込んで桃の実としている。如意の頭部は枝葉が透かし彫りされ、白玉の桃の実二つがはめ込んである。二つの桃の間にも小さな真珠の桃が一つある。造形と題材の扱い方は独創性が高く、優れた象嵌技術を用いた組み合わせの妙もあり、各素材の調和とその特性が表現されている。