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清 乾隆 琺瑯彩錦地開光西洋人物螭耳瓶

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統一番号
故瓷017600
作品名
琺瑯彩錦地開光西洋人物螭耳瓶
年代
清 乾隆
サイズ
高さ18.9cm;口径5.4cm;高台径6.3cm
カテゴリー
陶磁
材質
磁器

文物紹介

ラッパ状に開いた口、短い首、なだらかな肩、長く丸い胴、低い高台。肩の両側は螭形の耳で装飾されている。胎はやや厚く、全体に白釉が施されている。口と高台の縁に黒い線が一周し、白い余白が残されている。胴の両面に西洋の額縁風の開光があり、西洋の風景を背景に女性と子供が描かれている。口縁の下に赭墨で書かれた西洋風の紋様がある。二つの開光の間は様々な花々で埋め尽くされている。底に青で書かれた「乾隆年製」4文字の宋体款があり、その周りに二重線の枠が書き加えてある。康熙朝と雍正朝で西洋の裸体像の使用が厳しく禁じられたのに比べると、乾隆朝の琺瑯彩磁器に見られる、胸元の開いた服を着た女性の絵は、明らかに過去の禁忌を突破している。女性と子供の顔は意図的に白く塗られ、顔の立体感を際立たせており、郎世寧と深い関わりがあるとみなされたこともある。このほか、おそらく西洋の胴胎画琺瑯器の影響を受けて出現した百花の図案は、錦の如く美しい花々を意味しているだけでなく、『活計档』に記録されている、乾隆帝が「錦上添花」を制作するよう命じたという事例にも一致する。皇帝の好みが目に見えない形で作品に反映されたのである。

展示情報

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