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戦国中期 嵌松緑石金属絲犧尊

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統一番号
故銅002382
作品名
嵌松緑石金属絲犧尊
年代
戦国中期
サイズ
縦39.5cm;横14.5cm;高さ29.0cm
カテゴリー
銅器
材質
古物の等級
重要古物

文物紹介

この銅器は有蹄四足動物の形に作られている。頭部に立つ耳、丸い目、有蹄四足、尾は垂れ下がっている。動物の姿態や質感が写実的に表現されている。戦国時代の酒器で、動物の口が流(注ぎ口)になっており、背にある蓋を開けて、中に酒を注ぎ入れることができる。器表は黒褐色だが、青緑色が混じっている。銀糸を埋めた斜角雲紋と、華やかなトルコ石、金銀の象嵌で全体が装飾されている。顔の部分は、目に丸い金が象嵌してあり、鼻梁と眉、額はトルコ石で装飾されている。首にも金をはめ込んで首輪としている。背の蓋には、金銀で象嵌した蟠龍の模様がある。

展示情報

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