清人 鳥譜

〈鳥譜〉の元名は、余省(1692-1767以後)、張為邦〈合摹蒋廷錫鳥譜〉です。この度の展覧では、一冊目の十三幅を展示致します。いずれの見開きも、右は細密画で西洋技法を結合して各種鳥類が描かれており、その中には伝説上の鳥類も含まれています。左は漢語と満語2種類の文字で、名称・生態習性等を解説しており、現代版「鳥類百科図鑑」と言えるでしょう。当作品は花鳥画の構図と筆墨形式を採用して生体の記録を述べています。もし、絵画のみを鑑賞すれば、独立した花鳥冊子の作品となります。こうした特殊な創作概念と内容は、歷代の花鳥画の中でも極めて稀であり、ユニークな芸術価値を有しています。

展件清單

朝代
作者
作品名
形式
本幅サイズ (cm)
清朝の人
1.鳥譜 鳳凰
41.2X43.9
清朝の人
2.鳥譜 鸞鳥
41.2X43.9
清朝の人
3.鳥譜 マクジャク
41.2X43.9
清朝の人
4.鳥譜 羽をひろげたクジャク
41.2X43.9
清朝の人
5.鳥譜 ツル
41.2X43.9
清朝の人
6.鳥譜 クロヅル
41.2X43.9
清朝の人
7.鳥譜 アネハヅル
41.2X43.9
清朝の人
8.鳥譜 ソデグロヅル
41.2X43.9
清朝の人
9.鳥譜 カササギ
41.2X43.9
清朝の人
10.鳥譜 マグパイ
41.2X43.9
清朝の人
11.鳥譜 オナガ
41.2X43.9
清朝の人
12.鳥譜 カササギ(白カササギ)
41.2X43.9
清朝の人
13.鳥譜 サンジャク
41.2X43.9